Site Overlay

Trem azul

キジバトのぴーちゃん。
5月の終わりに出会い
3週間ほど一緒に暮らし
お天気の良い土曜日の朝、
巣立っていきました。
よーく食べて
よーく鳴いて(ぴーぴー鳴くからぴーちゃん)
飛びたくて飛びたくて仕方のない
すっごく元気なひなっ子でした。
いやぁ、ホント
かわいい子だったなぁ…。
きちんと放鳥できてよかった。
短いひとときではありましたが
私は愛しくて仕方ありませんでした。
ぴーちゃんがその日、
外を眺めていた瞬間、放鳥は今日だ、と直感し
私自身が窓を開けたのですが、
飛び立った後は
寂しくて寂しくて…
そして
心配で心配で…。
でもきっとあの子は大きな空を飛べることが嬉しくて
毎日を元気に暮らしているに違いありません。
外でキジバトを見かけるたびに
もしかしてぴーちゃん??? って
つい立ち止まって見てしまいます。
またどこかで会えたらいいな。
いや、元気でいてくれれば会えなくてもいいや…。
ぴーちゃんに出会えたことに
本当に感謝です。
ぴーちゃん、ありがとう。
さて、今日の音楽は
歌声がせつなくてせつなくてたまらない
エリスが歌う「Trem azul」を。
この曲を聴くと泣けてしまう。
レコーディングのアルバムもすごく良いのですが
ライブの歌声。
もう涙が止まりません。
「Trem Azul」とは
Blue Train ブルートレイン のこと。
「最後に告げた言葉が
 ずっと風の中を漂い続ける…
 あなたはブルートレインに乗ってしまう
 太陽のようなあなたが
 ブルートレインに乗って行ってしまう…」
こんな内容の歌を
エリスが歌うともう泣くしかない。
ぴーちゃんもブルートレインに乗って
行ってしまった…。号泣。
(違うか)
TVで歌われたこの映像は亡くなる少し前のもの。
この頃、私生活が大変だったそうで
本当に辛い時期だったのだと思いますが
音楽はやっぱり素晴らしい。
彼女の歌はこの世のものとは思えないくらいに
素晴らしい。
エリスの歌の凄み、
「生きて歌う」という凄みを
直球で投げ込まれた感じになって
何度聴いても
何度聴いても、、
聴く度に胸を打ちます。
人生がすべて入っている…。
そんなエリスが愛おしい今日この頃です。
ちょっと前だったらこんな風に思えなかったかも…。
time will tell…
これからももっともっと彼女の歌から
いろいろなことを学ぶのだろうなぁ。



Elis Regina – Trem azul

Trem azul」への2件のフィードバック

  1. セミ博士 さんの発言:

    ポルトガル語ですか?
    何を歌ってるか、少しでも理解出来たら、
    もっともっと感動できるんでしょうね・・・
    全然わかんないのが悔しい!
    ギターとのユニゾンが良かった!
    歌に魂を感じます。
    で、この方、亡くなってしまったんですか?
    ぴーちゃんはブルートレインで行ってしまったのではなく、
    自分の人生を歩むべく、そこから旅立ったんです。
    だから優しくしてくれた「お母さん」の元に里帰りで必ず帰って来ますよ。
    絶対に!

  2. mikiCo さんの発言:

    セミ博士さん。
    いつもありがとうございます!!
    そうです、ポルトガル語です。
    響きがとっても好きです。
    ブラジルの音楽は歌詞がね、、
    すごい愛に溢れていますよ。
    いつも意味を調べるのですが、
    意味を知ってから歌うともう胸がいっぱいになってしまいます。
    そうでしょう!!!!
    エリスの歌はもう泣くしかないです!
    生きることは歌うこと、
    この方の声からそういうパワーを感じます。
    昔から大好きなのですが、
    ここ近年はもう好きすぎて泣けてしまいます。
    音楽は人生が出てしまう!!
    エリスはこの翌年の1982年になってすぐに亡くなりました。
     (ODが原因と言われています。)
    ぴーちゃんのこともありがとうございます!
    そう!元気でやってくれていると思います!
    あの子は食いしん坊だったから大丈夫ですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です