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ride on

ライブは波乗りに似ている。
一本として同じ波は来ない。

ミュージシャンでサーフィンをされている方のインタビュー記事に
こんなことが書かれていたのを読んで
なるほど、と思ったことがありました。
今夜も赤坂グラフィティでライブがありましたが
まさにそんな状態。
私たちはデュオなので
もちろん2人がお互いに真剣に取り組み
その波にいいバランスで乗れた時に
楽しめる、という気持ちになれる。
しかし2人で波乗りをする、という以前に
自分の中にも波が起きていて(私はいつも大波なのよ〜)
自分自身の波をまずは制していないと
2人でいい波になんか絶対乗れっこない。
ものすごい覚悟と集中力がないと
いつまでたっても波に乗れる楽しさを味わえない。
極たまにもの凄い大波に乗れたりすることがある。
そんな喜びがあるから…私にとって音楽は最高なのです。
大寺おやびんがよく私に言います、
「練習の成果をライブで出すと言うことは本当に難しい事」と。
そうそう、ライブはいろいろな波がいろいろな状況から発生するので
練習で出来たからと言ってライブではなかなか成功できないのですよね。
でも昔はこんな事、考えもしなかった…。
ただ、
ライブー!楽しいー!イェーイ!
てな勢いとかしかなかったような気がします。
(それはそれで若さの勢いでいい!という話もありますが)
やればやるほど空の高さ知り、井の中の蛙状態。
でもそのくらい突っ込んでやらなければいけないのだ!(もう若くないし)
と気がついたのがTMaMをスタートしてすぐの時期でした。
音楽は果てしない、ということを
身を以て勉強させていただいています。(進行形)
今日はライブを終えて特にこんな事を思った夜でした。
今夜は大波でした。
でも私は「辛い事があっての楽しさ」が好きです。
音楽はやめられまへんがな…。
あ、私はサーフィン出来ません。
「足にお砂がついちゃうからやだ…」とか言ってたらしい子供時代、
…まず無理ですね。
もっぱら眺める派。
海は大好きです。

ride on」への2件のフィードバック

  1. 爆姉 さんの発言:

    波に乗った恍惚感には、モルヒネに似たエンドルフィンというホルモンを脳内分泌させる働きがあると、医学的にも証明されている象。楽しむサーフィン、音楽は精神的健康を育む癒しのスポーツなのだ。そして、やめられませ~ん。

  2. mikiCo さんの発言:

    なりほど。
    波に乗った会館、じゃなくて快感を味わってしまうと
    やめられないわけですな。
    やっぱり音楽と一緒ですね。
    というかなんでも真剣に取り組んでいると
    そういう快感に出逢うときがあるのですね。
    くーっ、しびれる。

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