4/2の土曜日は
ジャズボーカリストの吉野美知子さんのライブに
沼袋のOrganJazz 倶楽部に行ってまいりました。
鳥のお告げ的に
突然のお誘いなのにのってくださった
キーボードのともこさん。
ご一緒してくださってありがとうございましたT-T。
音楽を心の底から愛している吉野先生のライブ。
優しくて透明で…とてもビューティフルでした。
いつもいつもパワフルでかっこいい方で、
女性ファンが多く、私もその一人なのですが、
でもすごくすごく繊細で女性的なところがたまらなく美しい。
これまた心をくすぐられてしまいます。
大変なことがあっても
いつも笑顔で吹き飛ばし
一歩一歩自らの足で歩き続けるかっこいい女性です。
そんな吉野先生の昨日のライブは
心にすぅーっと入ってきてくれる
優しい優しい音楽でした。
アンコールで歌ってくださったビル・エヴァンスの
「Waltz For Debby」には泣けてしまった。
「あぁ…なんて豊かなんだろう…。」って。
いろんなことを考えた3週間。
ずっと大好きだったこの曲が
また新しい世界へと連れて行ってくれました。
素敵なライブをどうもありがとうございました。
ライブの後は
ともこさんのおうちで話し込み
気がついたら深夜2時をとっくにまわっていました。
まだまだお話していたい気持ちをぐっとおさえ
オンボロ車で家路に。
優しく美しいジャズ。
ひゅるひゅる言うオンボロ車。
美味しいTunaカレーにしらすのサラダ。
シャーッ、って怒るのに
ちょっとずつ私の側に近づいて来てくれる
ネコのみーやんちゃん。
4月になったというのに
びゅうびゅうと冷たそうな音をたてる風。
牛乳たっぷりのコーヒー。
バームクーヘン。
アントニオ・カルロス・ジョビンのBGM。
Oh Dindi。
音楽というものが
これほどまでに人生に関わってくるものだったのか、って
改めて染みた不思議な夜。
いつもとてもきびしいけれど
時々音楽は
こんな夢のような夜を
私にギフトしてくれます。
どうもありがとう。
大好きなビル・エバンスさんの
「Waltz For Debby」を是非。
Waltz For Debby – 19 Mar 65 (11 of 11)
testing,testing,….