アニタ・ベイカーさんが10年ぶりにアルバムで帰ってきました。
もぉ、最高なんです。
これぞ間違いのない上質のポップス!
正々堂々と等身大の音楽を、
そして彼女の音楽観、彼女の世界をまっすぐ表現している…、
私はこうやって生きてきたのよ、と
大人でなければ表現できない想いと技術と経験が詰まった
すばらしいアルバムだと思います。
また私の前に新たな間違いのないレールを敷いてくれました。
高校生の頃、彼女の代表作「RAPTURE」で女性ボーカルの
素晴らしさを教えてもらった…、
また15年の歳月を経て、
いつまでも先を行ってお手本を見せてくれる
このアルバムの彼女に出逢う事ができ、本当に感謝です。
このアルバムを聴いて、あまりの嬉しさと感動に本当に涙が出ました。
大寺さんがよく言っています、
「自分のあこがれのミュージシャンにはただ憧れるだけじゃなくて、
自分も同じ位置で演奏するつもりで音楽に望まなければ一流にはなれない。」と。
いつか私の心の師匠である、パティやアニタやタニアや…
たくさんのすばらしいミュージシャンに追いつける、追い越せる、
そんな気持ちを込めて新しいミニアルバムに収録されている
「Miles」の歌詞を書きました。
先輩ミュージシャンに敬意を込めて。
「you are my everything」 is 「everything you are」!