4年前の今頃は不安で不安で
どうなってしまうのだろう、と
とてもお布団に入ることなんて考えられずにいました。
次々と今まで見た事のない恐ろしい光景をテレビから見て
とても音楽どころではない、、、
いえ、音楽のことなんて忘れてしまっていた、という日々でした。
けれど、不思議とほっとさせてくれたのは
やっぱり音楽でした。
食料やガソリンなどを求め深夜に運転した車の中で
久しぶりにラジオから音楽が流れて
なんだかその音楽に心からほっとしたんです。
ABBAのママミアだったと思う。
(J waveのふかわりょうさんの深夜番組だった。)
音楽の力を感じた瞬間でした。
そして、ちょうどiwashiのライブも3月の終わりに決まっていて
やるべきかやらないほうが良いのか?と悩んで
一度お断りしたのだけれど
でも、リーダーの一声や仲間のおかげでやる気が持てた。
私ひとりだったら、そんなパワーは出なかったと思う。
仲間って本当に愛しい。
お客様もたくさんおいでくださって
節電でキャンドルライトがメインの中
メンバーそれぞれの大切な方々のお顔を見る事ができて
本当にほっとしたことをよく覚えています。
あんな不安な中、音楽のおかげで
お互いの元気を確認できた、
電車に乗ってお互い求め合って確認できた、、、
あの時も、音楽の力を感じました。
そのライブで、すごく演奏する曲に気持ちを込めたことも
よく覚えています。
日本はどうなっちゃうのだろう、、、。
そんな不安の中、
わたしたちのふるさとに
自信を持って敬意を込めてこの曲を届けたい、
と思って歌ったのが、
Toninho Hortaさんの「Aqui oh!」でした。
トニーニョさんが
愛する故郷ミナス・ジェライスのことを歌った歌。
やっぱりこういう気持ちを忘れてはいけないなぁ。
忘れてしまう才能も時には必要だけれど
こういう気持ちになったことは、
節々でふりかえることはやっぱり大事なことですね。
そんなわけで今日の音楽は「Aqui oh!」だと思って
歌詞を検索したら
自分の過去のブログが出てきたのでリンクします。笑
Aqui , Oh ! (2011年3月21日 12:18)
自分の過去のブログなんてほとんど読まないけれど 笑
久しぶりに読んで、
ルネちゃんの歌声や
不安な夜の新大久保で親友のともこさんと語ったこととか、
なんかいろいろ思い出して
胸がいっぱいになりました。
ああ、これも音楽の力だ。笑
明日もがんばろう。
Aqui, Oh! – Toninho Horta & Fernando Brant [1980]